外壁塗装・DIYや塗料など住まいの情報を配信してまいります。

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スレートは屋根材の一種です。

屋根材にはスレートの他にガルバリウム鋼板や瓦などがありますが、スレートは比較的手頃でデザインも豊富というメリットがあります。

スレート屋根の特徴や、メンテナンス時の注意点などを理解しておきましょう。

 

目次

スレートって一体どんな素材?

現在屋根材に使われているスレートには、天然と人工の2種類のタイプがあります。

  • 天然スレート…薄い板状の粘板岩でできた素材です。スレートの語源は、粘板岩の英語名である「スレート(slate)」から来ています。天然の素材は流通量が安定しておらず費用が高額になるため、現在ではあまり使用されていません。
  • 人工スレート…セメントと繊維を混ぜあわせて、暑さ4.5〜5mmに成形さられた人工の素材です。加工しやすく持ち運びしやすいため、屋根材として広く普及しています。

古いスレートの繊維に使われている石綿について

石綿とはアスベストの事で、人体に有害な物質を与える恐れがあるため、平成16年に使用が禁止されました。

そのため、現在作られている人工スレートの繊維には、樹脂など非石綿の安全な素材が使われています。

なお、石綿を使って作られた古いスレートや断熱材は、経年劣化や解体工事によって繊維を飛散させる恐れがありますので、取扱いには細心の注意が必要です。asube

スレートの種類と特徴

 

化粧スレート

遠くから見るとレンガが積まれたような模様や、横線が入ったデザインになっています。「コロニアル」や「カラーベスト」とは、現在ケイミュー社から発売されている屋根材の商品名のことです。

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波型スレート(大波、小波)

水平方向に波うったような形状をしています。波の大きさから大波スレートと小波スレートと区別して呼ばれています。

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屋根を守る防水シート(ルーフィング)

(防水シート)を敷いた野地板の上に、瓦のように1枚ずつ釘で打って取り付けられます。

スレート屋根はメンテナンスが多い素材ですが、屋根を支える物は屋根材だけではありません。

例え屋根材そのものの耐用年数が30年でも、屋根を支える他の部位が劣化すると、家の耐久性は途端に低下してしまいます。

最も重要な屋根の部位は、屋根材の下に敷かれた防水シート(ルーフィング)です。

雨が直撃する屋根で防水性を失う事は、非常に危険な状態を意味しますので、防水シートは屋根材と同じ位入念な点検が必要な箇所です。

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スレート屋根の特徴やデメリット

スレートは部材1枚あたり約3.4〜4kgと軽く、施工しやすいだけでなく豊富なデザインから家の外観を決める事ができます。

しかし、素材の性質上割れやすく、約10年ごとに表面の塗装が必要など、定期的なメンテナンスが欠かせない素材でもあります。

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スレートの重さ参照:ケイミュー http://www.kmew.co.jp/shouhin/roof/shohin_shosai.jsp?id=51

スレート材の耐用年数を知って、屋根を長持ちさせよう

近年、ポピュラーな屋根材として広く普及しているのが、スレート屋根です。

瓦屋根や金属屋根に比べると、デザイン性が豊富で施工しやすいスレート屋根ですが、耐用年数やメンテナンスの頻度はどの程度なのでしょうか?

今回は、スレート屋根を長持ちさせるために知っておきたい、耐用年数やメンテナンスの重要性などについてご紹介します。

スレート材の耐用年数は、あくまで目安

スレート材には、明確な耐用年数の定めはありません。

ほとんどのスレート材メーカーは、約10年間の保証期間を設けていますが、10年以上経ったスレート材がその機能を失う訳ではありません。

また、保証の対象はあくまでも品質に異常がある時のみとなっており、経年劣化や施工不良は保証の対象外となっています。

通常、屋根材の交換時期は「15年から30年」と言われていますが、屋根材それぞれが持つ能力や強度は異なります。

高温で焼きあげて作る丈夫な瓦屋根は、40年以上の耐用年数を持つ物があります。しかし、外界からの様々な影響を受けやすいスレート屋根は、長くても30年までと考えておくと良いでしょう。

 

メンテナンスが多いスレート屋根

家に使われている設備や建材は、何も手入れをせずにいると、当然傷みが早く生じます。

高い位置に存在する屋根は、雨や日光に常に晒されて傷みが生じやすい箇所ですが、ふだん目が届きにくい箇所でもあり、定期的なメンテナンスを心がけておかなくてはなりません。

特に、スレート屋根は、他の屋根材と比べて不具合が生じやすい素材です。

塗装が不要な陶器瓦などは、屋根材の素材力で耐える事ができますが、スレート屋根は塗装で常に表面を覆っておかなくてはなりません。

さらに、塗装の力が弱まると、北側の屋根に苔やカビが発生するようになり、高圧洗浄で除去しなければ、家の見た目が古ぼけた物になってしまいます。

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また、スレートは割れやすい素材でもあります。

台風の飛来物や倒れたアンテナなどですぐに割れてしまうため、10年経っていなくても交換や補修が必要になる事があります。

その他、スレート材を屋根と繋ぎとめる金具の劣化も見逃す事はできません。金具が錆びたり脆くなったりすると、スレート材が浮いて雨水が浸透してしまい、最悪の場合、風でスレート材が飛ばされてしまう恐れがあります。

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屋根は約10年に1度はメンテナンスが必要と言われています。

さらに、スレート材は、他の屋根に比べると細かな補修や手入れが多い素材です。

しかし、スレート材に合わせて点検を念入りに行なう事で、防水シートや金具の劣化を早期に発見する事にも繋がります。

手入れの重要性をあらかじめ把握しておき、他の屋根材との違いに納得したうえで選ぶとよいでしょう。

スレート屋根で、最もトラブルが起きない勾配とは?

デザインが豊富で価格も手頃なスレート屋根は、多くの家で選ばれる人気の屋根材です。

しかし、屋根材には必要な屋根勾配が決まっており、これを守らなければ、好みのデザインにする事はおろか、スレート屋根が選べなくなる恐れもあります。

家のデザインだけでなく、家の耐久性にも影響を与える屋根の勾配について、はじめに理解しておきましょう。

家の屋根勾配の表し方

勾配(こうばい)とは、傾きの程度を示す言葉です。

物の傾きを表す時は、通常は30度や95度などの「角度」で表しますが、屋根の傾きに関しては、作業や部材選定を効率化するために「寸」で表記が統一されています。

寸勾配は、水平な面を10とした時、傾きによってどのくらいの高さが生じているかを表しています。

屋根の勾配でよく見かける「3寸勾配」とは、水平面に対して3寸の高さが生じている状態で、角度に変換すると約16度になります。

一般的な屋根の勾配は、3寸、4寸、4.5寸で設定される事が多く、5寸以上の傾きが大きい屋根は「急勾配」、2寸以下の屋根は「緩勾配(かんこうばい)」と呼ばれます。condition_koubai

photo:http://taiyo-portal.jp/

スレート屋根に必要な最低勾配

屋根材は、素材の重さや防水性が異なるため、使用の際は確保すべき屋根勾配がそれぞれ異なります。

軽く水捌けの良い金属屋根は、2寸以下の緩勾配から、5寸以上の急勾配まで対応可能です。

それに対し、瓦屋根は最低でも4寸の勾配が必要で、さらに素材自体も重く落下の危険がありますので、耐震性の面から見ても急勾配には向いていません。

金属屋根と瓦屋根に比べて、防水性が若干劣るスレート屋根は、最低でも3寸以上の勾配が必要です。

しかし、スレート屋根の水捌けを重視して急勾配にすると、今度は歩いて屋根の上を移動する事ができなくなってしまいます。

スレート屋根は、カビやコケ発生のチェック、雨樋の詰まり、再塗装など、何かとメンテナンスが発生する素材です。

歩いて移動できない急勾配の屋根では、メンテナンスのたびに足場を設置する事になってしまいます。

この事から、スレート屋根では3寸から4.5寸が、最も安定した勾配と言えるでしょう。

 

勾配は家の暮らしやすさを決めるポイント

家づくりにおいて、屋根の勾配は地域性が反映される箇所でもあります。

北欧など積雪の多い地域では、屋根に積もった雪がすぐに落ちるよう、急勾配の屋根が選ばれます。そのため、急勾配の切妻屋根は北欧様式の外観を演出する重要な要素となっています。

また、雨の多い地域で緩勾配を用いると、雨が屋根に溜まりやすくなり、雨漏りの危険性を高めてしまいます。

そのため、塗装やシートで防水性を高める対策が、他の勾配よりも必要になります。

その他、急勾配や緩勾配の屋根では、屋根の吹き替えリフォームを行なう際、交換したいと思っている屋根材が勾配に対応しないという恐れもあります。

屋根の勾配選びでは、このように、お住まいの土地の気候や、将来のリフォームなども視野に入れておかなければなりません。

スレート屋根の設置を検討している方は、これらの条件も踏まえてメリットデメリットに納得したうえで選ぶと良いでしょう。

スレートを長持ちさせる定期的な塗装

屋根は、家の中で最も日光の影響を受けやすい部位です。

長い間日光の熱や紫外線を受け続けて色あせてしまったスレート屋根は、白っぽくなって光沢が落ち、家の美観を損ねてしまいます。

また、スレート屋根そのものの耐久性が落ちると、屋根材の下にあるルーフィングが傷み出し、防水の役割を果たせなくなり、雨漏りの原因となってしまいます。

外壁のメンテナンス周期である10年を目処に、定期的な屋根の点検を行って、耐候性や防水性の塗料による再塗装を行うと良いでしょう。

スレート屋根の塗装に縁切り作業

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新築時には、屋根材上下かさなり部に隙間があり、雨水の排出、屋根材裏面の通気がある 程度できるようになっている。

新築から8年~10年後くらいに、経年劣化を防ぐために塗装改修することが多いが、そ の場合において、塗料で屋根材上下かさなり部を密着させてしまうことがあり、屋根材の 縦突合せ目地部から浸入した雨水が排出できなくなり、屋根材裏面に水分が溜まってしま う。

また、屋根材上下水平方向かさなり部からの毛細管現象も発生させてしまう事がある。

きちんとした縁切り作業がおこなわれていないと、屋根野地板の腐朽や雨漏りの原因を引 き起こす事があります。

スレート屋根塗装工事の流れを築43年建物で実例紹介!!

築43年のプレハブのスレート屋根を塗装職人が実際の塗装作業内容でご紹介してまいりたいと思います。

塗料 

  • 下塗り  スズカファイン   ベスコロフィラーHG
  • 錆止め  日本ペイント    1液ハイポンファインデクロ
  • 上塗り  日本ペイント    ファインパーフェクトベスト
  • 保証   7年

施工前

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屋根の点検

屋根に上って見るとあれっと思いました、、、、

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画像の黄色い線の右と左では傷み具合が違います、前回屋根を塗装した業者が一部手抜き工事をしています。

住んでいる方が確認しずらい、箇所を手抜きをしているのです、線の右側が2回塗りで、左側が3回塗りの塗装の劣化状況です

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足場仮設をしてメッシュシート

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古い塗膜の除去作業

金属製のヘラ(皮すき)という道具で、剝れ掛けているペンキを削ぐように落としていきます。

古い塗膜の除去作業

マッジックロンと言う繊維質のブラシでボロボロの浮いている塗装を剥がしていきます。

高圧洗浄

手作業でケレン(旧塗膜除去)が終わってから、高圧洗浄をします。

スレート屋根の塗装にはタスペーサー

スレート屋根を塗装するとスレート屋根が重なりあっている箇所にペンキがふさぎ、雨の通り道が無くなってしまうのです。

そのためにカッターなどで縁切り作業を行うのですが、タスペーサーを差し込む事で物理的に2~3mmの隙間を作り雨水の逃げ道を作ります。

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スレート屋根の下塗り作業(フィラー)

劣化が激しくスレートの肉痩せも激しかったので下地処理にスズカファインのベスコロフィラーHGで傷んだスレートを甦らせました。

築年数が比較的新らしい住宅のスレート屋根には通常シーラーやプライマーと言う密着性を良くする、塗料を仕様するのですが

今回はフィラーと言う塗装に厚みを付ける塗料で下地を一度形成しました。

棟(トタン部分)には錆止め塗料を仕様!

金属性の鼻隠し板に錆止め塗装!

水切りにも錆止めを塗る。

スレート屋根の下塗り・錆止め塗装完了!

違う角度からも撮影。

スレート屋根 中塗り作業

スレート屋根中塗り完了。

吸い込みが激しく、まだ若干ムラがあります。

スレート屋根中塗り施工後

鼻隠し中塗り

スレート屋根上塗り作業

上塗り完了

足場を取り払い完了。

住宅の屋根の種類が知りたい?簡単チェック方法!

普段は気にすることもなく、何気なく目にしている家の屋根。

よほどデザインに富んだ屋根でなければ目に入ってきませんし、わざわざ見ようとも思いませんね。

しかし、屋根には様々なデザインがあり、素材も千差万別であることをご存知でしょうか。

そこで、実は奥が深い屋根の世界をタイプや素材という要素に簡単にご紹介できればと思います。

微妙に住み分けの違う屋根の奥深さを知れば、何気ない住宅街の風景も知的好奇心を満たす宝庫になるかもしれません。

自宅の屋根の種類を簡単に知る方法もご紹介しますので、ぜひ確認してみてください。

屋根の種類チェック方法!

一般の方には判断が難しい屋根の種類?とは言っても屋根は屋根であって、どれも同じものに見えてしまうというのが皆さんの正直な気持ちかも知れませんね。

屋根をチェックする上で欠かせないポイントが、前に述べた形を表すタイプと仕様されている素材です。

つまり、逆を言えばどんな形をしているかを見て、素材を確認すればどんな屋根でも判別が出来るということになります。

あくまでも目安ですが、形はどんな機能を屋根に求めているか、素材は値段を左右する品質的なものだと思ってください。

形の特徴を掴んでタイプを判別しよう。

それでは、いくつか代表的な形の屋根をご紹介しましょう。

切妻屋根(きりづま)

まずは、もっともポピュラーなタイプであろう切妻屋根。

これは街でよく見かける四角い住居部分に真三角の屋根がこれにあたります。

屋根の面積が二面であることが特徴で、現在の日本のオーソドックスな屋根と言えるでしょう。

図形に例えるならば長方形の様な形で、1面1面が長く広い面積を誇ります。

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寄棟屋根(よせむね)

次は切妻屋根に比べて、4面が特徴的な台形型の屋根、寄棟屋根。

屋根の1枚1枚が短く、四方に分散しているのが切妻屋根との大きな特徴かもしれません。

こちらもどちらかと言うと町中で見かけることの多い屋根のタイプです。

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片流れ屋根(かたながれ)

最近の住宅に使用される事の多いのが片流れ屋根です、一方向に流れているので、分かりやすいかと思います。

形の特徴的に、他の屋根に比べ雪の落下する位置の予測や新築の屋根施工の加工費など、コスト面でも優れ人気が高いです。

また、加工する接合部も無いため雨漏りなどのリスクも比較的少ないメリットがあります。

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屋根に使われている素材をチェック

粘土瓦(いぶし瓦・陶器瓦)

素材は割と見ればすぐにわかるものから、目視だけでは判断し辛いものもあります。

日本人であれば誰しもがわかる素材は、瓦です。

古いイメージを持たれている方も多いかと思いますが、高価で耐久性も高く、今だ根強い人気を誇る素材でもあります。

下記画像の素材は粘土瓦と言われ窯などで高温で焼き上げた日本伝統の建築素材です。

塗装の必要が無いのがメリットと言えるでしょう。

しかし総重量があり、しっかりしている分地震などで、家屋が潰れる恐れがあるのが、デメリットと言えるでしょう。

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瓦には他にも塗装のメンテナンスが必要なセメント瓦など色々な素材や形状があります。

スレート屋根

そして、もっとも広く普及している素材はスレートと呼ばれるもので、スレート屋根のデメリットは耐久力はあまりなく、安価で、台風に弱く定期的に塗装やコーキングなどメンテナンスもしなければなりません。

しかし、住宅の初期コストを抑えたい方には人気の一品です。

メリットは軽くて地震に強いと言われています、一般的な一戸建てでの総重量を和瓦と比較しますと平均2トンも軽いのが特徴で地震の多い日本では1番普及している屋根素材と言えるでしょう。

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また平成16年以前に利用されていたスレート屋根にはアスベストを含有しており、今なお被害をもたらす建築資材ですので、注意が必要です。

金属製屋根

次点で安価で親しまれているのは耳馴染みの有るであろうトタンなどが代表的な金属製屋根です。

簡易的で耐久性のないものの代名詞のごとく使われてしまうトタンなどが代表的な金属製屋根ですが、以外にもコストパフォーマンスには優れている一面があります。

デメリットは金属製ですので、夏に暑く、雨の日などには雨音がうるさいと言われています。

最近では錆びにくくメンテナンスのサイクルが長い、ガルバニウム鋼板も人気です。

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屋根がどのような要素で種類分けされているかお分かりいただけたでしょうか。

ほとんどの家が記載しているタイプ、または素材に属しているものと思います。

なので、自身の家の屋根の種類を知りたいという場合には、まずは上記のものではないかチェックしてみて下さい。

それでも当てはまらなさそうであれば、あまり数が出回っていない珍しいタイプの可能性が高まります。

その場合は、箱型であるとか、角度が段々についているなど、特徴的な部分で調べてみるとすぐに判明するのではないかと思います。

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