外壁塗装・DIYや塗料など住まいの情報を配信してまいります。

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住宅の外壁塗装はお金のかかる大がかりな工事です。

工事の具体的な内容については工務店や施工会社におまかせという方が多いと思いますが、塗料の選び方などによって費用が大きく変わってきます。

さまざま種類の塗料の中でも、比較的使われる率の高い住宅外壁塗料についてご紹介したいと思います。

 

目次

外壁塗装に使われる塗料の種類はこんなにたくさんある!

外壁塗装に使われる塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などの種類があります。

4つの中ではアクリルが一番安くて耐久性が短く、フッ素が一番高価で、耐久年数が長くなります。

中間に位置するウレタンは弾力性があり、木を含むあらゆるものに塗装可能な万能塗料です。シリコンはウレタンよりも耐久性が高く、環境にも優しいという特徴があります。

新たに開発された高機能塗料、光触媒塗料、断熱塗料、遮熱塗料は、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などの塗料に紫外線や水分をはじく成分や、断熱効果の高い成分などを追加したものです。耐久年数が非常に高く、費用もかなり高価になっています。

塗料の種類と耐久年数

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塗料の材質 耐久年数 1m2辺りの単価 特徴
アクリル 5~7年  ~2500円  汚れやすい
ウレタン 7~10年 2500~4100円 使いやすく、どこにでも塗れる
シリコン 10~15年  3500~4600円  汚れにくく、耐久性がある
ラジカル 14~16年  3700~4800円 紫外線や水に強い
フッ素 15~20年  5600円~ 耐久性が抜群
光触媒 15~  5600円~ セルフクリーニング機能
遮熱 8年~20年  3000円~6000円 ウレタン~フッ素グレードまで
断熱 10年~20年  4500円~5500円 新商品のため実績が少ない

塗料の材質と耐久年数

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機能性の高い塗料は、当然費用も高くなります。外壁塗装に仕様する塗料のグレードには大きく分けて

アクリル塗料>ウレタン塗料>シリコン塗料>フッ素塗料  ※右に行くほど耐久性・施工価格が上がります。

などがあり、フッ素が一番単価が高く、耐久年数も長くなっています。

そのほかそれぞれ各グレードの塗料から付加機能として遮熱塗料やUV塗料や防かび・防藻塗料など多機能な塗料が販売されています。

耐久年数が長ければ塗り直しをする回数が少なくてすむので、長いスパンで費用を計算してみると、高い塗料を使ったほうがかえって費用が安くつく場合もあります。

断熱・遮熱塗料比較表

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塗料名 特徴 ㎡単価 耐用年数 防水性 伸縮性 美観 メリット デメリット
ガイナ 断熱
遮熱
防音
¥5000 15~20 × 艶消しで落ち着いた雰囲気 防音性など 汚れやすく 割れやすい
アドグリーンコート 遮熱
断熱
¥4500 10~15 × 5分艶で滑らかな雰囲気 静電効果 耐久年数が低い
ミラクール 断熱
遮熱
防藻
消臭
¥4500  15 5分艶で滑らかな雰囲気 高い遮熱機能 断熱機能がほぼ無い
キルコート 断熱
遮熱
高伸縮
¥4500 15~20 艶消しで落ち着いた雰囲気 高い伸縮性でひび割れに追従 施工実績が少ない
サーモアイシリーズ 遮熱
防藻
防かび
¥3800~¥4500 8~15 △~◎ ×~○ 3分艶~艶有りまで豊富 ウレタン~フッ素グレードまで豊富に選べる 高い施工実績
豊富な商品
ラインナップ
クールタイトシリーズ 遮熱
防藻
防かび
¥3800~¥4500 8~15 △~◎ ×~○ 3分艶~艶有りまで豊富 ウレタン~フッ素グレードまで豊富に選べる 高い施工実績
豊富な商品
ラインナップ
アレスクールシリーズ 遮熱
防藻
防かび
¥3800~¥4500 8~15 △~◎ ×~○ 3分艶~艶有りまで豊富 ウレタン~フッ素グレードまで豊富に選べる 高い施工実績

豊富な商品

ラインナップ

水性塗料と油性塗料、1液型塗料と2液型塗料とは

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上記で述べた塗料は、メーカーの工場から出荷された状態で缶を開けてすぐに使用できる訳ではありません。

水性塗料は水で希釈(薄める)して、弱溶剤は塗料用シンナーで希釈して天候や外壁の素材に合わせて仕様しなくてはいけません。

1液型塗料は、主剤(ペンキ)とシンナーを混ぜて仕様できますが、2液型塗料は主剤と硬化剤とシンナーを攪拌して使用します。

この時に攪拌が不十分ですと、硬化不良して塗料が乾かなくなり塗り直しになる恐れがあります。

すこし難しいので一覧表にして分かりやすく比較してまいります。

水性塗料 1液型弱溶剤塗料 2液型弱溶剤塗料 1液型溶剤塗料 2液型溶剤塗料
メリット 匂いが無く安全 匂いが弱く扱いやすい 匂いが弱く密着性が高い 強い密着性 とてもと強い密着性
デメリット 溶剤(油性)より剝れやすい 2液より密着性が無い 硬化剤を使用する為使い切り 下地を選ぶ・塗り替えに不向き 下地を選ぶ・塗り替えに不向き
希釈剤 清水 塗料用シンナー 塗料用シンナー ラッカー系シンナー ラッカー系シンナー
匂い 軽い臭気 灯油の様な匂い 灯油の様な匂い 強い刺激臭 強い刺激臭
密着性 普通 良好だが2液より劣る 良好 超良好だが2液より劣る 超良好
適用素材 モルタル・木・窯業系 モルタル・木・鉄・窯業系 モルタル・木・鉄・窯業系 モルタル・鉄・窯業系・塩ビ モルタル・鉄・窯業系・塩ビ
DIY × ×
住宅塗り替え × ×

外壁塗装といえばウレタンといわれた、万能塗料

ウレタン樹脂塗料は、外壁塗装に使われる定番の塗料です。

その特徴は弾力性と塗りやすさにあります。ウレタン塗料は弾力に富み軟らかいのでさまざま場所に塗ることができ、収縮などで形がかわりやすい木材面にも使うことができます。

紫外線や水分にも強くコストパフォーマンスもよいことから、シリコン塗料がメジャーになるまでは、外壁塗装に使われる塗料として最も多く使われていました。

ウレタン樹脂塗料を使うメリット&デメリット

ウレタン塗料には、そのまま使える1液タイプと、硬化剤を混ぜて使う2液タイプがあります。

2液タイプは混ぜるとすぐに硬化がはじまるので使い方が難しく、施工を行う職人さんの技術に左右されるというデメリットがありますが、頑丈な塗膜を作るのでより

耐性の高い塗装を行うことができるというメリットもあります。

柔らかいという特徴があり、外壁のひび割れや木材の収縮にも柔軟に対応し、光沢のある仕上がりが長続きします。

ただし、汚れやすいというデメリットがあります。

外壁塗装に、ウレタン樹脂塗料が選ばれ続ける理由とは?

外壁や屋根の塗装に使われる塗料にはグレードがあります。

その中でも、ミドルクラスに位置するウレタン樹脂塗料は、多くの外壁塗装の現場で使われています。

様々なハイグレード塗料が登場しても、ミドルクラスのウレタン樹脂塗料が多くの方に選ばれ続けている理由とは何なのでしょうか?

ベーシックな塗料「ウレタン樹脂」

ウレタン樹脂とは「ポリエステル」の事で、車の部品や断熱材、接着剤や水着など、生活のあらゆる場面で使われている素材です。

そのウレタン樹脂を主成分として作られている塗料が、ウレタン樹脂塗料です。

ウレタン樹脂は熱や水に弱いため、ウレタン樹脂塗料の耐用年数は、最もグレードの低いアクリル樹脂塗料に次ぐ短さです。

しかし、ウレタン樹脂塗料は、ハケで塗った時の伸びが非常に良いだけでなく、塗った箇所にしっかり密着する性質も持っています。

そのため、安定した耐久性と扱いやすさ、価格の手頃さから、外壁や屋根の塗装では現在も定番の塗料となっています。

ウレタン塗料とシリコン樹脂塗料

ここで塗料のグレードの順番をおさらいしておきましょう。

◎塗料のグレード
アクリル樹脂<ウレタン樹脂<シリコン樹脂<フッ素樹脂

※右に行くほど塗装費用は高額になります

耐久性の低さが懸念されるアクリル樹脂塗料や、ハイスペックゆえに塗装費用が高額になるフッ素樹脂塗料を選択肢から除外すると、最も手頃で安定した塗料はウレタン樹脂塗料かシリコン樹脂塗料の2択になります。

シリコン樹脂は優れた耐熱性と揮発性を持つ素材で、電子レンジの天板や機械の保護材など、熱や電気に近い場所で主に用いられています

そのため、塗料になると、約10年から15年と長い耐用年数を持つようになります。

それに対して、熱に弱い特徴を持つウレタン樹脂塗料では、耐用年数は約8年から、長くても10年程度にしかなりません。

しかし、塗装箇所の日当たりなどの条件によっては、シリコン樹脂塗料でも10年未満で劣化が生じる事もあり、必ずしもウレタン樹脂塗料の方が先に劣化するとは限りません。

さらに、柔らかく塗りやすいウレタン樹脂塗料に比べると、シリコン樹脂塗料は素材への付着力がやや弱く、ウレタン樹脂塗料に比べると施工のしやすさで若干劣ります。

ウレタン樹脂塗料は、フッ素樹脂塗料に比べると脆い?

コスト面がネックとなるハイグレードタイプのフッ素樹脂塗料ですが、現在使われている塗料の中では抜群の性能を誇り、外壁の劣化を早める紫外線に強い事から、耐用年数はシリコン樹脂塗料よりもさらに長い、約15〜20年となっています。

そのため、「多少費用がかかっても、フッ素樹脂塗料を使いたい」と考えたくなる所ですが、フッ素樹脂塗料を使ったからと言って、外壁が絶対に劣化しない事にはなりません。

塗料選びは、塗料の性能だけでなく、塗装箇所の状態もしっかり見極める必要があります。

耐用年数が長いフッ素樹脂塗料を使っても、4,5年後に外壁や屋根の本体にヒビや傷みが生じてしまっては、せっかく塗装した箇所をすぐ張替える事になってしまいます。

外壁本体の老朽化を視野に入れた時、10年以内に張替えるようであれば、耐用年数は短くても安定した品質を持つウレタン樹脂塗料の方が、高額なフッ素樹脂塗料よりも適しているケースもあります。

いかがでしたか?外壁塗装によく使われる、ウレタン樹脂塗料についてご紹介しました。

塗りやすくさまざま場所で使えるウレタン塗料は、万能塗料として人気です。

住宅の外壁塗装にウレタン塗料を使いたい場合は、工務店に相談してみることをおすすめします。

おすすめ外壁用ウレタン塗料

日本ペイント ファインウレタンU100

  • 塗料シンナーで希釈でき、作業環境にやさしい塗料です。
  • 優れた塗替え適性があります。いろいろな旧塗膜に適性があります。
  • ローラー作業性・はけ塗作業性に優れています。
  • かぶり抜群・肉持ちのよい塗膜が得られます。
  • 外壁・鉄部・木部と幅広い適用性があります。

塗料販売価格相場 15kgセット 11,500円 2回塗りで約50〜60㎡塗装できます。

関西ペイント セラMレタン

  • 耐久性・低汚染性が非常に優れています。
  • 塗料用シンナーで希釈可能であり、臭気が少なく作業環境に優れています
  • 複層仕上塗材(中塗り)及び多くの素材に対する密着が良好です
  • 光沢、肉持ち感が良好です
  • 塗装作業性に優れています
  • 内・外部に幅広く適用できます
  • 鉛・クロムを配合しておりません

塗料販売価格相場 16kgセット 12,900円 2回塗りで約50〜60㎡塗装できます。

エスケー化研 クリーンマイルドウレタン

  • 超低汚染性 セラミック複合の特殊技術で従来にない超低汚染を実現しました。
  • 高耐久性 耐候形1種に相当する性能を示します。
  • 防かび・防藻性 特殊設計により、微生物汚染を防ぎます。
  • 透湿性 透湿性塗膜は内部結露の防止に役立ちます。
  • 幅広い下地適用性 弱溶剤で構成されているため、旧塗膜の種類を問わず、優れた密着性を示します。
  • 環境に優しい 溶剤形(強溶剤)塗料に比べて臭気が少なく、作業環境の改善に役立ちます。

塗料販売価格相場 15kgセット 11,000円 2回塗りで約50〜60㎡塗装できます。

フッ素樹脂塗装が住宅外壁塗装の主流になる?

外壁塗装に使われる塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素という4つの種類があります。

アクリルが最も価格が安くて耐久年数が短く、フッ素樹脂塗料が最も高価で耐久性に優れていますが、一般的な住宅の外壁塗装に使われる塗料の主流は、ウレタン塗料とシリコン塗料です。

現在はまだ価格が高く住宅の塗装に使われるケースの少ないフッ素樹脂塗料ですが、将来的には住宅外壁塗装の主流になるのではないかといわれています。

スカイツリーの塗装にも使われているフッ素樹脂塗料

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耐久性のほかさまざまな優れた機能を持つフッ素樹脂塗料は、航空機や橋の塗装などに使われています。2009年には、東京スカイツリーの塗装にルミフロンという高耐候性フッ素樹脂塗料が使われたことが話題になりました。

耐候性とは、屋外で使用された際に、紫外線や雨、風、温度変化などによる劣化が起こりにくいという性質のことです。

塗り直しが難しく、屋外で長期間に渡って使われる塗装には、高い耐久性と耐候性が求められます。

外壁塗装に使われてるフッ素って何?

外壁や屋根の塗装では、フライパンと同じフッ素樹脂を使った塗料を使用する事があります。

フッ素樹脂塗料は、現在使われている外壁用の塗料の中では最もグレードが高く、他の樹脂塗料よりも高い耐久性を持ちます。

外壁の天敵である紫外線のダメージにも強いため、特に屋根などのダメージを受けやすい箇所に適した塗料です。

あらゆる点で優れているフッ素樹脂塗料の特徴

現在主流となっている外壁塗装の塗料、ウレタンやシリコン樹脂塗料と比較して、フッ素樹脂塗料はどのような点が優れているのでしょうか。

実際、フッ素樹脂塗料はあらゆる点で非常に優れており、デメリットといえるものは価格の高さだけです。

<ウレタン・シリコン・フッ素塗料の比較>

ウレタン シリコン フッ素
耐久年数 8~10年 10~12年 15~20年
耐候性
耐寒性
防汚性
密着力
低摩擦性
不燃性

フッ素樹脂塗料による住宅の外壁塗装はお得?

まだまだ価格が高いフッ素樹脂塗料ですが、比較的予算に余裕がある場合や、住宅の構造が複雑で塗り直しを容易に行えない場合などに使われるケースが増えてきました。

1回の外壁塗装工事の費用を考えると、フッ素樹脂塗料を使うとかなり割高になってしまうのですが、トータルで考えると実はかなりお得になります。

例えば、戸建ての住宅に40年間暮らすことを考えてみましょう。ウレタン塗料で塗装を行うと、10年毎に4回外壁塗装を行う必要があります。

しかし、20年の耐久年数のあるフッ素樹脂塗料で外壁塗装を行うと、半分の2回で済むのです。

外壁塗装工事には、塗料の価格以外に足場作成や洗浄、塗装の除去などさまざまな工程があり、それぞれに費用がかかります。

単純に、ウレタン塗料よりも値段が倍のフッ素樹脂塗料を使ったとしても、トータルのコストはフッ素のほうがずっと安くなるのです。

しかしまだまだ価格が高く、一般の住宅の外壁塗装に使われるケースは珍しいようですが、数十年に渡って住宅を使用する場合のコストを考えると割安になると考えられています。

フッ素樹脂塗料が住宅の外壁塗装の主流になる日も近いのかもしれません。

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外壁塗料メーカーシェア1位のエスケー化研株式会社・設計価格表2014~2015年版 参照

※上記画像は300㎡以上のビルやマンションの施工価格です。一戸建て住宅など300㎡以下は15%前後割高になる仕様です。

外壁塗料に使われるフッ素の危険性は?

屋根や外壁の塗装に使われるフッ素樹脂塗料は、標準耐用年数が長く、紫外線にも強い頼もしい存在です。

しかし、フッ素に限らず、性能の高い素材には副作用が付き物です。

フッ素樹脂の原材料であるフッ素の酸は、外壁に悪影響を及ぼすのでしょうか?

外壁塗料に使われるフッ素は安全なの?

 

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フッ化水素酸などが危険と言われる理由は、人体やガラスなどの素材を溶かす程の反応の強さにあります。

一方、外壁塗料に使われるフッ素樹脂塗料は、非常に強く結合した樹脂の状態です。

フッ素樹脂とは、「フッ素」をプラスチックの原材料である「オレフィン」と化学結合させた物質です。
この状態のフッ素は非常に安定した状態ですので、一度塗膜として硬化すれば、人体に付着したり溶け出したりする事はありません。
そのため、安定した状態のフッ素樹脂は、外壁材や人体など、他の素材に触れても有害な反応を起こしません。

しかし、フッ素樹脂塗料の弱点に、260度以上の高熱に晒されると、有害なガスを発生させてしまうという点があります。

ですが、真夏の炎天下で外壁が約100度近くまで熱くなる事はあっても、260度以上になる事は滅多にありません。

万が一、火災が発生したり隣家で起きた火事の炎に長時間晒された場合、危険度は増しますが、日常生活においてはガスの発生を心配する必要はないと言えるでしょう。

身の回りのフッ素と安全性

 

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単体のフッ素は猛毒です。フッ素は、自然界の中に存在する元素の1つです。

ホタル石に硫酸をかけると「フッ化水素酸」となり、その中に含まれるフッ素を単離する事で手に入れる事ができます。

フッ素が日常で使われている有名な例には、歯磨き粉があります。

歯磨き粉に配合されているフッ素化合物は「フッ化ナトリウム」です。

酸に強い歯を作るために多くの歯科医院で歯のコーティングに使われており、外国では希釈して水道水に配合している地域もあります。

ただし、塩の主成分である「塩化ナトリウム」に比べるとフッ化ナトリウムの毒性は強く、大量に飲み込んだり規定以上の量を使用したりすると、深刻な健康被害に繋がる恐れもあります。

もう1つ、最も多くの人が使っている身の回りのフッ素と言えば、「フッ素樹脂」で表面がコーティングされたフライパンです。

フッ素樹脂は熱に強く、高い撥水性を持つため、料理が焦げ付かない事から多くの家庭で愛用されています。

よく耳にする「テフロン加工」のテフロンとは、米国のデュポン社が発売するフッ素樹脂加工された商品のブランド名です。

日常生活を便利にするフッ素の力

1500年代からその存在が確認されていたフッ素は、フッ素樹脂のように扱いやすい素材となるまで、約400年以上の歳月を要しました。

その過程で多くの失敗や事故も起きており、このような犠牲を再び起こさないよう、多くの人が安心して使える安全な素材として生まれ変わったのが、現在様々な場面で使われているフッ素化合物なのです。

高い威力を持つ物質は、使い方を誤れば危険な存在となるのは、フッ素に限りません。

フッ素は、揮発性や耐熱性などの高い耐久性が注目されており、フライパン等の日用品から、配管材や半導体など多くの場面に使われ、人々の生活を支えています。

特に、小さなお子様と毎日過ごす家の外壁に使用されるフッ素樹脂塗料は、確実に安全な状態となって、提供されなくてはなりません。

このような安全なフッ素もあれば、危険な状態のフッ素も存在する事を知っておき、良い面と悪い面を理解したうえで、そのメリットを日常生活に役立てると良いでしょう。

かし、ガラスやアクリルを溶かす程の強い酸化力を持つフッ素は、単体での保管が非常に難しい物質です。

そのため、通常はフッ化水素酸など別の物質と結合した状態で、専用の素材で保管されます。

単体のフッ素は人体にとって強い毒性を持ち、抽出するための実験では、多くの被害を生んでしまった程です。

工業用に生成された「フッ素化合物」となっても、フッ素の毒性は残るため、取扱いには細心の注意を払わなくてはなりません。

工業目的で使用される「フッ化水素酸」でも、わずか1.5gでも致死量に達するため、手で直接触れる事はおろか、そのガスを吸い込んだだけでも、呼吸困難に陥る程危険な物質です。

おすすめ外壁用フッ素塗料

日本ペイント Duflonファイン4Fセラミック

  • 塩素を含まない、弱溶剤4フッ化フッ素樹脂塗料です。
  • 高耐候性:建物のライフサイクルコスト低減につながります。
  • 耐汚染性・透湿性:長期にわたり美観を維持します。
  • 下地を選ばずに塗装できる、改修に最適な弱溶剤系ファイン4Fセラミックです。
  • 防藻性・防かび性:バイオ技術により、藻・かびの発生を防ぎます。
  • 各種外壁に幅広く適用できます。

塗料販売価格相場 15kgセット 37,500円 2回塗りで約50〜60㎡塗装できます。

関西ペイント セラMフッソ

  • 耐候性、耐汚染性が非常に優れています
  • 塗料用シンナーで希釈可能であり、臭気が少なく作業環境に優れています
  • 幅広い素材(旧塗膜)適正を有しています。
  • 抜群の塗りやすさに加え、仕上がり性(トマリ、肉持ち感)に優れています。
  • 防カビ性、防藻性を有しています。

塗料販売価格相場 16kgセット 56,500円 2回塗りで約50〜60㎡塗装できます。

エスケー化研 クリーンマイルドフッソ

  • 超低汚染性 セラミック複合の特殊技術で従来にない超低汚染を実現しました。
  • 超耐久性 耐候形1種に相当する性能を示します。
  • 防かび・防藻性 特殊設計により、微生物汚染を防ぎます。
  • 透湿性 透湿性塗膜は内部結露の防止に役立ちます。
  • 幅広い下地適用性 弱溶剤で構成されているため、旧塗膜の種類を問わず、優れた密着性を示します。
  • 環境に優しい 溶剤形(強溶剤)塗料に比べて臭気が少なく、作業環境の改善に役立ちます。

塗料販売価格相場 15kgセット 44,500円 2回塗りで約50〜60㎡塗装できます。

一軒家にシリコン塗料が選ばれる理由

外壁塗装のリフォームは、10~15年に1度の大工事です。

工務店にすべてお任せで依頼する場合が多いと思いますが、せっかくなので、外壁の色や機能をよりよいものに交換してみてはいかがでしょうか。

外壁の色の選び方と、最新の外壁用シリコン塗料についてご紹介します。

ウレタン塗料とフッ素塗料の中間に位置するシリコン塗料ですが、建坪35坪4LDKの一戸建て住宅の外壁塗装を足場の施工から雨戸やヒサシなどの塗装費用を塗料別に比較します。

  • ウレタン塗料の施工相場は750,000円前後、保証相場6年
  • フッ素塗料の施工相場は1,200,000円前後、保証相場10年
  • シリコン塗料の施工相場は850,000円前後、保証相場8年

(足場代金も含む・税抜き価格です。屋根塗装の費用は別途掛ります

上記の価格が一般的な工事相場ですが、シリコン塗料の工事は一戸建て住宅ですと価格帯が税込100万円以下で塗装工事でき、保証年数8年前後などが、一戸建てにお住まいの方のメンテナンスサイクルにもっとも適している点がシリコン塗料がシェア1位に選ばれている理由の1つと言えます。

シリコン塗装に遮熱塗料

上でも述べたました通り、遮熱・UVなどの機能はウレタンにもシリコン、フッ素塗料などでも販売されていますので、建坪35坪4LDKの一戸建て住宅に遮熱シリコン塗料を選択した施工価格は約900,000円前後が相場です。

そもそも遮熱塗料とは、住まいに降り注ぐ紫外線をペンキのコーティングで反射させて、室内温度を低減させる機能です、白で外壁を塗装する、場合と黒など濃い色で外壁塗装をした場合では白の外壁のほうが反射率が良く、室内温度が低減します。

アルミやガルバリウム鋼板の金属製のサイディングなど、年間電気代が20%も安くなりシリコン塗料に遮熱機能が付いた塗料を仕様すれば毎月の住宅にかかるメンテナンスや光熱費のコストの費用対効果が高いのです。

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シリコン塗料の水性か溶剤(油性)の選び方

最近の水性塗料はメーカーの技術の進歩でペンキが完全に乾燥し硬化すれば、溶剤塗料と同等の品質ですが、ではなぜ匂いなどの問題がある油性、溶剤のシリコン塗料が選ばれているのか、ご説明させて頂きます

ウレタン塗料と比較すると、シリコン塗料は外壁との密着率が多少悪く、ペンキが剝れやすいデメリットもありますので、より密着性の高い溶剤塗料を選ぶ傾向にあります。

水性シリコン塗料>1液溶剤シリコン塗料>2液型溶剤シリコン塗料  ※右に行くほど密着性が上がります。 ※施工価格は同じです

しかしご近所や家族の方で妊婦さんやアレルギーの方などがいらっしゃる工事のケースなどでは水性シリコン塗料を選ぶ方もいます。

しかし外壁塗装の耐用年数の長さを考えると2液溶剤シリコン塗料を選ぶケースが多いです。

近隣や家族が匂いなどのご理解があるならば2液型溶剤シリコン塗料をおすすめします。

おすすめ外壁用シリコン塗料

日本ペイント ファインシリコンフレッシュ

高耐候性・超低汚染性・使い易さ、三拍子揃った新世代塗料。

  • 強固なシロキサン結合により、光沢低下や変色が極めて少なく高耐候性を発揮します。
  • 特殊セラミック成分による親水化技術が、優れた低汚染性を実現します。
  • 弱溶剤系であるため臭気がマイルドで、さまざまな下地に塗装できます。
  • 最先端のバイオ技術で藻、カビの発生を制御します。
  • 塗装時の発泡がなく、抜群の塗りやすさです。素速く乾燥するので、冬場の施工にも安心です。また各種外壁(サイディングボード・モルタルなど)鉄部、FRP、硬質塩ビ部等の新設、塗り替えに幅広く適用できます。

塗料販売価格相場 15kgセット 18,500円 2回塗りで約50〜60㎡塗装できます。

関西ペイント セラMシリコンIII

  • 優れた低汚染性 付着した汚れと塗膜の間に雨水が入り、汚れを洗い流すことで美観を長期にわたり維持します。
  • 高い耐候性 JIS K 5658 建築用耐候性上塗り塗料2級に合格した高耐侯な塗膜が建物や鋼構造物の資産価値を守ります。
  • 抜群の仕上り性 肉厚感のある塗膜が優雅な美しさを演出します。
  • 防カビ・防藻性 防カビ・防藻剤の効果により、カビや藻の繁殖を抑えます。

塗料販売価格相場 16kgセット 23,300円 2回塗りで約50〜60㎡塗装できます。

エスケー化研 クリーンマイルドフシリコン

  • 超低汚染性 セラミック複合の特殊技術で従来にない超低汚染を実現しました。
  • 超耐久性 耐候形1種に相当する性能を示します。
  • 防かび・防藻性 特殊設計により、微生物汚染を防ぎます。
  • 透湿性 透湿性塗膜は内部結露の防止に役立ちます。
  • 幅広い下地適用性 弱溶剤で構成されているため、旧塗膜の種類を問わず、優れた密着性を示します。
  • 環境に優しい 溶剤形(強溶剤)塗料に比べて臭気が少なく、作業環境の改善に役立ちます

塗料販売価格相場 15kgセット 16,800円 2回塗りで約50〜60㎡塗装できます。

低価格が魅力!外壁塗装にアクリル塗料を効果的に使おう。

アクリル塗料は、外壁に用いる塗料の中では最もグレードが低く、耐用年数が短いと言われており、外壁塗装で用いられる機会は少なくなってきました。

しかし、施工費用は他の塗料に比べると遥かに安く、アクリル塗料の性質を活かして効果的に使う事で、十分な威力を発揮します。

今回は、アクリル塗料の特徴と、その意外な性能についてご紹介します。

初めに知っておきたい、アクリル塗料の特徴

アクリル塗料とは、主成分にアクリルを用いて作られた樹脂製の塗料です。

国内で塗装が行われるようになった初期から登場しており、最も広く普及していたメジャーな外壁用塗料です。

のちに耐久性の高いウレタン塗料やシリコン塗料などが開発されると、それらの普及と共に、アクリル塗料は必然的にランクを落として行きました。

10年以上の耐久性を持つ後発の塗料に比べると、アクリル塗料の耐久性は8年以下と短く、現在では、特に紫外線の影響が強い箇所などでは、殆ど使われなくなっています。

しかしその反面、従来の塗り方以外の方法で、アクリル塗料の利点を活かす方法も徐々に注目されるようになって来ました。

アクリル樹脂塗料の基本性能

アクリル樹脂塗料は、外壁用の塗料として古くから普及してきました。

そのため、高性能な新しい塗料が登場するにつれ、徐々にその性能は順位を落としてしまいました。

しかしながら、外壁に用いるための性能は十分備えており、決して使用が推奨されない訳ではありません。

アクリル樹脂塗料は、他の外壁用塗料に比べるとツヤや発色が良く、外壁に鮮やかな色を取り入れたい場合には、優れた効果を発揮します。

基本的な耐用年数は、約5年から8年と長くはありませんが、部分的または一時的な塗替えや、他の塗料が使えない箇所への応急処置として重宝される事もあります。

アクリル樹脂は私たちに最も身近

アクリル塗料の主要素は「アクリル樹脂」です。

このアクリル樹脂は、私たちの身の回りの様々な場面で使われています。

自動車の塗料や、腕時計表面の風防、高速道路のインターチェンジの標識、大きな物では、水族館の展示やアクアリウムの水槽、商品ディスプレイ用のケースとしても活躍しています。美術の授業で「アクリル絵の具」を使ってポスター制作をした経験のある方もいるのではないでしょうか。

このように、アクリルという素材は、その施工性の高さや程よい耐久性から、日常のあらゆる場面で私たちの役に立っているのです。

つまり、他の3つの塗料に比べると耐用年数や性能は劣っても、塗料としては決して悪い物ではないのです。

外壁用の塗料で最もグレードの低いアクリル塗料

外壁塗装に使われる塗料には、大きく分類して4つのグレードがあります。

アクリル塗料は、その中で最もグレードの低いタイプです。

外壁塗装の4つのグレード

右に行くほどグレードは上がり、性能は高くなりますが費用も高額になります。

アクリル < ウレタン < シリコン < フッ素

4つの塗料のうち最も安価なアクリル塗料ですが、その耐用年数は5年とも8年とも言われています。

最もグレードの高いフッ素樹脂塗料が最長で約20年の耐用年数であるのに対し、アクリル塗料の耐用年数はその4分の1になります。

そのため、優れた耐候性を持つフッ素塗料や、価格も手頃で耐用年数も約12年と長いウレタンやシリコン塗料に押され、アクリル塗料が外壁塗装に用いられる機会は減少しつつあります。

 

アクリル塗料のメリット1)価格の安さ

アクリル塗料のメリットは、第一に価格の安さです。そのため、他の塗料を選んだ時よりも、外壁塗装の費用を押さえる事ができます。

アクリル塗料とフッ素塗料の費用比較

m2当たりの平均費用で比べると、アクリル塗料は約2,500円/m2、フッ素塗料は約5,600円/m2ですので、平均的は130m2の家を施工した場合の合計費用は、

  • アクリル塗料…325,000円
  • フッ素塗料…728,000円

となります。2つの塗料の差額だけで403,000円と考えると、フッ素塗料だけでアクリル塗料の約2倍以上の費用という事になります。

アクリル塗料のメリット2)ツヤと透湿性

価格の安さ以外にも、アクリル塗料はとても美しいツヤを出す事でも知られています。そのため、すぐに再塗装する事を前提とした建物では、あえてアクリル塗料が使われる事もあります。

また、アクリル塗料のもう1つの特徴に「透湿性の高さ」があります。塗料の透湿性が高いと、塗料の内側に溜まった湿気が外に逃げやすくなり、塗膜の劣化を防ぎます。そのため、軒裏などの湿気が留まりやすい箇所に部分使いする事で効果を発揮します。

アクリル塗料は外壁塗装の中では低グレードの位置付けですが、それ自体は高い性能を持つ塗料なのです。

アクリル塗料の効果を高める、塗り方の工夫

現在、外壁塗装で一般的に用いられている塗料の中でも、最も耐久性が低いと言われるのがアクリル塗料です。

しかし、色ツヤが良く、軽くて施工しやすいアクリル塗料は、塗り方のポイントを押さえる事で、様々なリフォームに役立てる事ができます。

今回は、アクリル塗料の特徴や、塗装箇所の向き不向きを踏まえて、効果的なリフォームの例をご紹介します。

発色の良さを活かしてアクリル塗料を使う

アクリル塗料の最も大きな利点として挙げられるのが、カラー展開の豊富さと発色の良さです。

年数の経過と共に発生する色あせやくすみも比較的少なく、鮮やかさを強調したい箇所のポイント使いには、アクリル塗料が適しています。

例えば、日光が当たらない方向に設置された雨樋や、雨がほとんどあたらない軒下の窓枠などをアクリル塗料で塗装し、外観のアクセントとして使う事ができるようになります。

あるいは、屋内に設けた土間やガレージなどでは、施工しやすいアクリル塗料を使って、セルフリフォームを楽しむ事も可能です。

数年後の塗替えを見越した使い方

耐用年数が他の塗料に比べて短いアクリル塗料は、10年以内にすぐに塗り替えを行わなくてはなりません。

しかし、その塗替えサイクルの短さを利用して、あえてアクリル塗料を使う方法もあります。

家の内側を守るため、長持ちさせなくてはならない外壁や屋根と違い、エクステリアに置かれた簡易な小屋やフェンスなどの家具や設備は、傷みが生じても家に直接的なダメージを与える事はありません。

これらの家具・設備に、あえてアクリル塗料を用いるで、数年に1度の塗替え作業を楽しむ事ができるようになります。

その他、施工して間もない外壁では、劣化の程度を見極めるために、あえて安価なアクリル塗料を塗装して、様子を見る方法が取られる事があります。

湿気が溜まりやすい箇所の応急処置

アクリル塗料のもう1つの特徴に、透湿性の高さがあります。

透湿性とは湿気を通す性質の事で、湿気による部材のカビや腐食、害虫の発生を防ぐ事ができます。

透湿性の高いアクリル塗料は、外壁の中でも湿気がこもりやすい軒天や、空調設備が設置されていないガレージの内壁などに使われる事があります。

一方、湿気を外に排出しやすいという事は、外からの湿気を中に通しやすい事でもあり、外壁の大部分にアクリル塗料を使うと、お家の立地によっては、構造部分に湿気を通しやすくなってしまう事も押さえておかなければなりません。

外壁や屋根など、家を守る箇所の施工には不安を伴うアクリル塗料ですが、その性質の特徴や施工費用の安さを利用して、幅広い塗り方を行なう事も可能です。

耐久性の低さというだけで不安視してしまわず、部分的なリフォームの選択肢として、アクリル塗料を検討されてみてはいかがでしょうか。

アクリル樹脂塗料が受ける、紫外線の影響

アクリル樹脂塗料は、外壁塗装に使われる塗料の中でも、最も耐久性が低いタイプですが、施工価格が最も安いという手軽さも備えています。

紫外線は、外壁や屋根が受ける最も大きなダメージの原因となります。

紫外線のダメージを避けるために、アクリル樹脂塗料を効果的に使う方法はあるのでしょうか?

外壁や屋根の脅威となる紫外線

太陽光に含まれる紫外線は、人間の皮膚だけでなく、家の外壁や屋根にも深刻なダメージを与えます。

紫外線が外壁の表面にある塗膜に長い間照射されると、徐々に塗膜の組織を破壊し、ひび割れやチョーキング現象を引き起こします。

チョーキング現象とは、手で外壁の表面を触った時に、チョークのような白い粉が付着する現象の事です。

白い粉の正体は塗料に含まれていた顔料で、このような現象が起こる外壁は、塗膜が紫外線によって破壊され、耐久性が損なわれている事がわかります。

雨や風による一時的な負荷よりも、毎日蓄積される紫外線のダメージは、外壁や屋根にとって深刻な脅威となります。

そのため、屋外の外壁や、高い位置にある屋根には、紫外線対策も考慮した塗料の使用が推奨されます。

対紫外線用のアクリル樹脂塗料

一般的なアクリル樹脂塗料は、ウレタン樹脂塗料やフッ素樹脂塗料など、他の塗料に比べると紫外線によるダメージを最も受けやすくなります。

そのため、外壁塗装で紫外線対策を優先するのであれば、アクリル樹脂塗料は必然的に候補から外れてしまう事になります。

しかし、近年登場しているアクリル樹脂塗料の中には、対紫外線用のUVカットタイプも発売されています。

アクリル樹脂塗料のメリットである、発色やツヤの良さ、作業のしやすさはそのままに、UVカット性能を加えた塗料です。

その性能は、アクリル樹脂塗料よりも耐久性が高いと言われる、シリコン樹脂塗料を凌ぐ威力となっています。

外壁の性能を長持ちさせたい場合は、人間の肌と同様に、紫外線対策が欠かせません。

アクリル樹脂塗料の発色にこだわりをお持ちの方や、紫外線対策に特化した外壁用塗料をお探しの方は、UVカットタイプのアクリル樹脂塗料を検討されてみると良いでしょう。

最新の外壁用塗料をさまざまな機能で選ぶ

外壁の塗料には、外壁を雨や風などから守り、水分が壁の中に浸み込むのを防ぐという働きがあります。さらに、高機能塗料を使うことで耐熱効果、耐紫外線効果、防カビなどさまざまな効果が期待できます。

どの機能を重視するかによって、塗料の種類も異なります。断熱効果や熱を逃がす効果のある塗料を使うと、冷暖房費を抑え、CO2削減も期待できます。

  •  セラミックが熱を逃がす、省エネ効果
  •  断熱効果で、冬暖かく夏涼しい
  •  UVカット効果で耐久性アップ
  • フッ素コートで汚れがつきにくい

おすすめペイント塗料メーカー5社!高機能塗料で住宅塗装!

住宅用の塗料には、見た目をキレイにする役目や多種多彩な色、剝れにくく、長持ちさせる耐久性と言われる様々な役割があります。

最近ではシリコン塗料とフッ素塗料の中間グレードの日本ペイントの塗料でニッペパーフェクトトップなども販売されました。

そこで今回は、耐久性のグレードだけではなく、バラの香りがする塗料や消臭機能塗料、セルフクリーニング機能塗料など様々な多機能な塗料について各大手塗料メーカー別にピックアップしてまいりたいと思います。

日本ペイントの高機能住宅塗料 パーフェクトローズ

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1液水性ラジカル制御形ハイブリッド高耐候性塗料
パーフェクトトップローズ
パーフェクトトップで、花の香りに包まれて塗り替えができます。
「お施主様にも塗り替えを楽しんでいただく」そんなコンセプトから誕生しました。

特長
  • 優れた耐候性
    高耐候酸化チタンと光安定剤によるW効果で耐候性を高める「ラジカル制御技術」により、紫外線に強い1液水性系シリコングレードを超える(当社比)強靭な塗膜を形成し、塗りたての美しさを長期間保ちます。
  • 美しいつや
    ポリマーが塗膜間の隙間を埋めるため、緻密でなめらかな塗膜が形成可能となり、すぐれた高光沢を実現できました。また、パーフェクトシリーズの下塗りとの組み合わせにより、さらに美しい外観が得られます。ニーズに合わせ、しっとりとした3分つや、つや消しなど、つやの調整も可能です。
  • 防藻・防かび機能
    防藻・防かび機能で、いやな藻やかび菌の発生を抑制します。オプションで強力防かびを選択することも可能です。
  • 低汚染性
    親水化技術により、雨だれ汚染に対してすぐれた効果を発揮します。
  • 透湿性
    高い透湿性により、結露から建物をまもります。

日本ペイント株式会社パーフェクトトップローズの製品情報のご案内はクリックしてください。

日本ペイント株式会社公式ホームページのご案内はクリックしてください。

 

関西ペイントの高機能住宅塗料 アレスシックイ

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消臭機能

たばこ臭・ペット臭・トイレ臭・生ゴミ臭などの生活臭を吸着し、浄化する機能を有しています。

ホルムアルデヒド放散等級

F☆☆☆☆ ホルムアルデヒド登録認定商品です。
ホルムアルデヒド放散による、シックハウスの現状
室内に放出されている有害な化学物質がシックハウスの原因となっています。
抗菌機能

細菌の生育・増殖を抑制します。また、カビの発生の抑制にも効果が認められます。
近年注目されている、高病原性鳥インフルエンザウィルスも塗膜に吸着し、感染力を低減させる機能を有しています。
※抗菌剤・防カビ材などの有機化合物は含まれておりません。

防火認定材料(旧基材同等 第0004号)
国土交通省防火認定材料NM-8572、QM-9812、RM-9361(有機質砂壁状塗料塗り)適合品です。
結露抑制機能
アレスシックイの主成分である消石灰の微多孔質な構造は、高い吸湿性と放湿性を有し、結露を抑制する効果があるため、結露から発生するカビなどから家を守ることができます。
二酸化炭素吸収機能

アレスシックイの主成分は消石灰であるため、塗装後、長期間にわたり空気中の二酸化炭素を塗膜中に取り込み徐々に石灰石化していきます。
アレスシックイを1m²塗装した場合、約83,000Lの空気中に含まれる二酸化炭素注)を吸収することができます。これは10畳×2部屋の空気量に相当します。

関西ペイント株式会社漆喰塗料アレスシックイの製品情報のご案内はクリックしてください。

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エスケー化研の高機能住宅塗料 ベルアート

 

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期待耐用年数は、次の塗り替え時期の目安です。地域、立地条件、方角等により異なりますので、参考値としてお考え下さい。

特長
独創的な意匠性各種デザインローラー、ガン、こて、刷毛などそれぞれの作業方法により幅広い塗り壁調の仕上がりパターンを形成することができます。

ひび割れ追従性塗膜は微弾性を示すため、下地の微細なひび割れに追従し、雨水の浸入を防止します。(弾性ベルアートは優れた弾性機能により、防水性が大幅に向上します。)

防かび・防藻性特殊設計により長期に亘ってかびや藻などの微生物汚染を防ぎ、衛生的な環境を維持することができます。

優れた密着性新築、改装を問わず各種下地に対して優れた密着性を示します。

高耐久・低汚染性(ベルアートSi)セラミックシリコン樹脂の採用により、優れた耐久性を発揮します。また、表面は緻密な塗膜構造を保つため、優れた低汚染性を発揮します。

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水谷ペイントの高機能住宅塗料 ナノコンポジット

ナノコンポジットFは、ナノコンポジットWの研究成果と実績をもとに、極限まで「長持ち」と「汚れにくさ」の両立を追求した製品です。img07

超耐候性
紫外線による劣化に強い   超低汚染性キレイが長持ち

一般的にフッ素樹脂塗料は静電気が溜まり易いため、汚れが付着しやすい傾向があります。
ナノコンポジットFはフッ素樹脂ハイブリッドにも関わらず、ナノコンポジットW同等の超低汚染性を発現します。
  • 緻密に分散したシリカ粒子が
    汚れの侵入をブロック!
  • 親水性の塗膜が
    降雨により汚れを洗い流す!
  • シリカ粒子が静電気の
    帯電を防ぎ汚れの付着を防止!

水谷ペイント株式会社ナノコンポジットFの製品情報のご案内はクリックしてください。

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オスモ&エーデルの高機能住宅塗料 オスモカラー

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食品と同レベルの高い安全性

通常、塗料は接着剤と同じく、合成樹脂などの化学物質で作られていますが、オスモカラーはひまわり油、大豆油、アザミ油、そしてカルナバワックス、カンデリラワックスといった自然の植物油と植物ワックスからできた人体、動植物に安全な塗料です。

オスモ&エーデル株式会社公式ホームページのご案内はクリックしてください。

 

国内の優良塗料メーカーさんはまだ何社もありますが、その中でも厳選して5社の塗料メーカーの高機能塗料をご紹介させていただきました。

耐久性のグレードだけに目を向けず適材適所で様々な高機能な塗料をお選びください。

まとめ

いかがでしたか?

大事な住宅の塗装は、見た目だけでなく機能にもこだわって選びたいですね。

近年、耐熱効果や耐久性に優れた、高品質、高機能の塗料が開発されているので、興味のある方はぜひ施工会社や工務店に問い合わせてみてください。

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