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耐火性に優れる建材として知られているものにセメント系の建材があります。

セメント系の建材といえば、窯業系サイディングが有名ですが他にもセメント系のものがあるのをご存知でしょうか?

それはスレート材です。

 

スレートとはどのようなもので、どのような場所に建材として使われているかお話したいと思います。

 

 

スレートとは?

スレートとは粘板岩の石盤のことを指していて建材として使われています。

本来の粘板岩を用いた天然スレートは量がわずかで、高価なものとなっています。

天然のものには粘板岩以外にも層状の頁岩の薄板のものもあります。天然のもの以外に、人工的に作られたスレートとして、モルタル製の厚型スレートや石綿セメント版などセメント製品が多く作られています。

天然スレートが青黒色や灰黒色なのに対し、人工スレートは表面を塗装によって仕上げるため自由に着色でき、カラーバリエーションが豊富です。

 

最も普及しているスレートは屋根材

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スレートを最も建材として使っているのが屋根材です。そのため、広い用途で使われているスレートではありますが、大抵の場合スレートというと屋根材のことを思い浮かべる方が多いようです。

屋根材として使われているスレートには天然スレートと人工スレートの2種類があります。

天然スレートは、元々の語源の由来となっている粘板岩で出来たもので、自然素材でもあるので、高額になり現在はあまり使われていません。

一方、セメントと繊維を配合して作られている人工スレートは、厚さが4.5mmで出来た薄い瓦なので、1枚あたり約3.54kgと軽量で施工しやすく、比較的安価なこともあり屋根材として普及しています。

 

石綿スレートってアスベストが入っているの!?

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人工スレートで以前、石綿で作られていたものの中には、人体に有害な物質であるアスベストが使われていました。

アスベストと言えば、アスベストが含まれている建材が問題になって騒がれたことを覚えておられる方も多いのではないでしょうか?

そんなもの使って大丈夫なの?と思った方も多いでしょう。

アスベストが入っているものでも、製品の状態では飛散することは無いので問題ありませんが、屋根の葺き替え工事などを行うと飛散する危険性があります。

しかし、平成16年にアスベストの使用が禁止されたため、人工スレートの繊維には樹脂や非石綿が使われるようになったので、現在は安心して使える建材となっているので大丈夫です。

製造年度が平成16年以前か以後かという点がポイントとなっているので、気になる方は調べてみると良いかもしれませんね。

 

外壁で使われるスレート材

 

人工スレートは、屋根材として有名ですが実は屋根だけでなく室内外の壁や天井にも使われています。

意外と目にすることも多い建材なんです!ここでは、外壁に使われているスレート材、「スレートボード」についてご紹介したいと思います。

 

ビルや工場、駅で使われるフレキシブル板

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スレートボードはセメントと繊維を水で混合して作られたスレート材ですが、フレキシブル板は素材のまま、もしくは有機・無機塗装を行い化粧板としてビルや工場、駅などの内外壁や天井で使われています。

高い強度と靭性を持った建築用ボード類の最高クラスの性能の不燃材と言われています。

厚みのあるものは、遮音性といった性能も高く、鉄道や道路の遮音壁として、またトンネル内などの土木の分野など公共のもので使われている建材です。

 

 一般住宅に使われる平板

スレートボードの中でも特に普及しているのが平版です。

防火、防湿、絶縁性に優れ、酸化腐食しないという高性能であることから、火や水を使う住宅の台所や軒天井などの内外装の防火用建材として古くから使用されています。

聞いたことはないかもしれませんが、案外一度は目にしたことがあるかもしれませんね。

しかし、内装材としての使用が一般的で、昔は外壁材としても一般住宅で使われていたようですが、同じセメント系の外壁材である窯業系サイディングの方が主流となっているので、スレートによる一般住宅の外壁材としての利用は少ないのが現実です。

 

スレート板外壁には塗装によるメンテナンスが重要!

 

スレート板の主成分はセメントであるため、そのものには防水性がありません。

そのため工場で出荷前に表面に塗装が施されていることが一般的です。ですからスレート板の耐用年数は表面の塗装次第と言えます。

 

塗装によるメンテナンスが必要

 

特に、塗装の劣化を早める雨風や紫外線に晒されている外壁は、塗膜がしっかり機能を果たしてくれなければ、建物を守ることが出来なくなります。

その塗膜は10年程で劣化しはじめるので、すぐに塗り替えが必要ではないとはいえ、防水性を失ってからでは遅いので塗り替えの兆候がないか定期的な点検を行っておきましょう。

 

まとめ

 

天然スレートの使用は少なくなっていますが、セメントと繊維を配合して作られる人工スレートは屋根を中心に建材として普及しています。

またフレキシブル板と言われるスレートボードもその耐火性や遮音性の高さから公共の建物の外壁材として利用されています。

しかし、スレート材は耐水性や耐久性に欠けるため塗装で補う必要があり、屋根を含め、外部で使用しているものに関しては、定期的な塗装のメンテナンスが必要となります。

一般住宅での外壁材としての利用は少ないかもしれませんが、軒天部分や倉庫・工場の外壁として使われていますし、スレートの屋根材の使用は多くなっているので定期的なメンテナンスを怠らないようにしてくださいね!

 

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