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液体状のペンキは、固まると膜となって外壁と屋根をコーティングします。

しかし、ペンキにはそれぞれ決まった乾燥時間があり、この時間を守らずに塗装を行なうと、外壁を守るはずの塗装が機能しなくなってしまうのです。

今回は、塗装工事の仕上がりを左右するほど重要な、ペンキの乾燥時間についてご説明します。

液体のペンキが塗膜となる時

ペンキ塗りと言えば、液状のペンキを職人さんがハケで塗っている光景を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

液体状のペンキは、外壁や屋根の表面で膜状に固まる事によって、強力な塗膜を作ります

ペンキの成分には、樹脂などの主成分があり、塗料の性質を決めているのはこの主成分です。

さらに、主成分の他にもペンキを液体状にする溶剤が含まれます。ペンキを塗ると、乾燥の過程でこの溶剤は揮発して無くなり、後には強固な膜だけが残るようになっています。

しかし、ペンキの乾燥時間を守らなければ、塗膜の強度が不十分になり、外壁や屋根にしっかり密着させる事ができなくなってしまうのです。

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乾燥時間を守らないと起こる問題

ペンキは通常、2〜3回塗ってムラなく発色良く仕上げます。

この時、下の層のペンキが乾燥時間に到達していないうちに上からペンキを塗ってしまうと、下の層のペンキは十分な乾燥を行なう事ができません。

こうなると、完成した時の塗膜は内部が軟弱な状態となり、表面が縮んだような見た目になるだけでなく、雨や紫外線で剥がれやすくなってしまいます。

塗料がめくれたり、剥がれてボロボロになったりする症状が、施工して間もないにも関わらず出た場合は、乾燥不足のために塗料が下地に密着していない事が考えられます。

近年は、速乾性のペンキも登場していますが、何の説明もなく外壁塗装工事が1〜3日などの異様な早さで完了してしまった場合は、十分な乾燥時間が設定されていない恐れがあります。
外壁塗装の後しばらくは、表面の仕上がりを注視しておくようにしましょう。

温度や水分で異なる乾燥時間

外壁や屋根用のペンキの乾燥時間は、約3〜6時間が平均的ですが、季節や天候によって必要な乾燥時間は異なります。

気温の高い夏場はペンキの揮発も早く、短い乾燥時間で済みますが、気温の低い冬場は乾燥時間を少し長く取っておく必要があります。

また、指で触れてもペンキが剥がれない状態まで乾燥していても、塗膜の内部は完全に乾燥していない事もありますので、ペンキによっては乾燥時間を丸一日設ける事があります。

その他、ペンキの乾燥は水分も影響します。

湿度が高い梅雨や雨の前後は、空気中の水分で乾燥が阻害される恐れがあります。

あるいは、外壁塗装前の高圧洗浄の水分が十分に乾ききっていない状態で塗装を行なう事も、塗料の乾燥に悪影響を及ぼし、塗料の耐久性を損ねる事になってしまいます。

まとめ

外壁塗装は繊細な技術が必要ですが、乾燥時間をしっかり守る事も、仕上がりを左右する重要な工程です。

このように、天候の影響を受け、十分な乾燥時間が必要な外壁塗装は、工期に余裕を持って依頼するようにしましょう。

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